阪神淡路大震災1.17のつどい


東遊園地_午前5時46分_あれから26年、2021年01月17日


 新型コロナウィルスの感染が拡大して、阪神・淡路大震災のメモリアル行事が各地で中止される中で、東遊園地で開催されている「阪神淡路大震災1.17のつどい」は、入場制限をして開催するとのことで、前夜から早目に就寝して早起きして、東遊園地のつどいに行くことにしました。

 前夜は8時前に床に入って、結局ちょうど8時から、すぐに深い眠りに入ったようです。ただ午後10時過ぎぐらいに目が覚めて、1時間近く眠れませんでしたが、今朝の3時過ぎに目が覚めて、支度をしました。


 午前4時45分、最寄りのJR神戸線・垂水駅の改札、上りの始発は、西明石からの電車が4時56分発です。


 昨年までは、ボランティアらしい高校生の姿もホームにあって、垂水からは座れないこともありましたが、ホームは閑散としていました。


 三宮駅、例年ならば朝夕のラッシュアワー並みの人混みが、そのまま東遊園地まで続いていましたが、今朝は、それなりです。車内も立っている人はいませんでした。


 会場の東遊園地です。閑散としていませんが、立錐の余地もないほどの人で溢れていることもあったことを考えると、例年よりもかなり参加者は少ないようです。ただ報道関係者は、いつも通り多いです。

 正面の関電のビルは、窓の照明を利用して「1,17」と浮かび上がらせています。


 いつもは歩き回れないほどの人混みですが、今朝は歩き回れるぐらいの人出です。


 話を聞いている報道関係者、音声や映像等々、数人で各社が彼方此方で取材をしています。


 竹灯籠の蝋燭が、暗闇の中で輝いています。


 それぞれの竹灯籠には「願う」「祈」「誠」「絆」・・・言葉が書かれています。


 5時46分が近づいてきました。


 そして5時46分、1分間の黙祷のとき・・・


 会場の照明が落とされて、竹灯籠のろうそくの炎が煌めいていました。


 小さな子どもが、ろうそくに火を灯そうとすると、周囲のレンズが一斉に子どもに向かい、シャッター音が聞えます。


北側に竹灯籠で「1.17」、そして南側は紙灯籠で「がんばろう」と並べられています。新型ウィルスの影響で、竹が足りなかったそうで、ラミネート加工した紙灯籠が使われています。


  紙灯籠には、いろいろなメッセージや絵が描かれています


 竹灯籠をスマホで撮影している姿が多かったです。


 例年だと、身動きもままならない会場ですが、今朝は、竹灯籠や紙灯籠で書かれた、それぞれの文字の処に、ゆったりと廻ることができました。


 現地レポートを、それぞれのテレビ局が発信しています。


 横並びで、各社が朝6時からのニュースで報じているようです。


 此処は、「1.17」の「.」の部分です。


 その後、会場の彼方此方を廻りました。

 目に留まった光景にレンズを向けて・・・










































 6時半頃、会場を後にしました。東遊園地の南側には、報道各社の中継車が並んでいました。


 旧・居留地を通って、神戸の中華街「南京町」、人通りがまったくない夜明け前の中華街は、高圧ナトリウム灯で輝いていました。




 一駅分歩いて、元町駅から自宅に向かいました。


 神戸新聞のネット版、神戸新聞NEXTでは、東遊園地の北側の、市役所の上から撮った写真がアップされていました。



 神戸新聞NEXTより、

 撮影:辰巳直之