Cycling with ankle weight


初サイクリング_明石・東二見_45km、2021年01月02日


 今朝は初サイクリング、寒波で低温なので、気温が上がってきた午前10時に自宅を出ました。

 時間的に姫路までの往復は無理なので、加古川を渡って高砂神社を目標にしました。距離が短い分、トレーニング効果を上げるために、昨年末に買ったアンクルウェイト1kgを、それぞれ両足首に巻き付けました。


 西高東低の強い冬型の気圧配置で、日本海側は寒波で積雪のようですが、明石海峡上空は青空が広がる冬の好日です。ただ浜風は強かったです。

 舞子海岸から望む明石海峡、淡路島、架け橋・・・


 夥しい陽光が海面(うみも)に照りつけ、行き交う船は、海面の煌めきの中でシルエットのように見え、まるで影絵を見ているような光景です。


 舞子公園から海岸沿いの国道2号線を西に向かいましたが、向かい風が強く、またアンクルウエイトの負荷も重なってか、ゆっくりと走っていても、心拍数がどんどん上がって行きました。身体の負荷が結構高いようで、無理せず20キロ弱で走りました。

 大蔵海岸、明石の市街地、林崎海岸を走り抜けて、砂浜沿いの「明石浜の散歩道」を、風景を愉しみながら・・・


 お昼前になって、冬の陽光ですが、陽射しは強く感じられ、播磨灘全体が、陽光に煌めき、白く輝いて・・・まるで真夏の光景のようです。

 ただ風は冷たく、走っているので、ウインドウブレーカーの中の体幹は汗ばむぐらいです。向かい風の中をアンクルウエイトを装着しての走行は、かなり負荷が高いようです。でも手足は冷たく、足のつま先は、靴に入れた使い捨てカイロのお陰でそれほどではありませんが、手の指先は凍えるほどです。


 1時間半が過ぎて、いつものペースならば明石・西二見を過ぎて、播磨町から加古川市を走っているはずなのに、まだ江井ヶ島を超えて魚住辺りです。

これ以上、向かい風に逆らって高砂まで往復すると、帰路が日暮れ近くになってしまうので、加古川を渡るのは断念しました。

 魚住の住吉神社に立ち寄りました。藤の見頃のシーズン以外は閑散としているのに、今日は警備員が車の整理をして、露店も出ていました。結構参拝客が多いようです。


 境内は、たくさんの参拝客がいました。おみくじが、こんなにたくさん・・・


 参拝の待ち行列が、拝殿を取り巻くように続いています。それほど便利がロケーションではない神社ですが、藤の花が有名ですし、境内には能舞台があるので、地元では人気の神社だと、改めて実感しました。


 結局、参拝の行列は、拝殿を取り巻いて、ほぼ一周するぐらいで、警備員の方が「最尾列」のプラカードを持って立っていました。


 境内は、でも新型コロナの影響か、結構静かでした。


 神社の東側の、小さな流れの土手沿いに、冬の陽光を浴びてススキが光り輝いて綺麗でした。


 住吉神社のすぐ西に茨木酒造があります。以前は新年の新酒を買い求めて来たこともあります。直売だけではなくて、いろいろと催し物もしています。


 来楽の小さい瓶を買って帰ろうかと思ったのですが、風が強くて転倒するとリュックの中が酒まみれになるので・・・買うのはやめました。


 瀬戸川を渡って、明石の瓦垣です。


 それほど明石の名所でもないと思いますが、明石でお気に入りのスポットです。愛機marineの記念写真を撮りました。


 向かい風が強くて、これ以上西に向かうのは断念して、東二見の町の中へ・・・

 職場の同僚の方がお薦めのお好み焼きの店です。まだ正月でお休みかと思ったら、貼り紙に「しばらく休みます」とありました。


 昨年末の神戸新聞に、東二見の御厨(みくりや)神社のことが掲載されていたことを思い出し、また訪れたことがないので、探しました。結構大きな神社ですが、見当違いの場所を彷徨って、やっと見つけました。


 神戸新聞で記事になっていたのは、新型コロナウイルス退散を願う約160個の奉納ちょうちんが設置されたことでした。その奉納提灯です。


 広い境内は静かでした。


 御厨神社は、菅原道真が筑紫大宰府に左遷されて西行の途次、船をこの浦に寄せて社地に上陸した所縁があり、道真が休息した場所といわれています。
 参拝が耐えない境内社がありました。
 


 拝殿の北側には、道真があいした梅林が広がっていました。蕾が膨らみ、ちらほら開花していました。


 広い境内で、露店が一箇所だけ・・・


 東二見でUターンしました。

 昨日、初日の出を見た南二見の人口島上空に、西風に煽られては低い雲が迫り来ていました。


 雲が増えてきました。魚住の瀬戸川河口の右岸の砂浜です。


 急に雲が増えてきたようです、Uターンしたので、こんどは追い風となって、自転車で走るのは楽になりました。


 江井ヶ島の「明石江井ヶ島酒館」に立ち寄りました。ここは日本徳利博物館と、明石地ビールの醸造所があります。


 ビール醸造の見学コースがあります。


 明石ブルワリーというそうです。


 江井ヶ島海岸です。強い風が雲を追っ払ったのか、また青空が戻っていました。


 江井ヶ島は、天平年間(奈良時代)に摂播五泊の港のひとつとして僧の行基によって整備された処です。

 港の完成を岩って、行基がお祈りをしていると、大きなエイが泳いできて、海の中から一緒に祈ったという伝説が残っています。村人たちが、このエイに酒をふるまって帰ってもらったそうです。この地を「エイが向かう島」、江井ヶ島(えいがしま)と呼ぶようになったという言い伝えがあります。


 いつもは走りすぎる「アカシゾウ発掘地」です。


 林崎海水浴場の砂浜、その向こうに明石海峡大橋、左の道が「明石浜の散歩道」です。


 明石浦の岩屋神社、神社の外まで参拝の列が続いていました。


 岩屋神社の北側の人気玉子焼き店「ふなまち:は正月休みでしたが「きむらや」は営業して、長い待ち行列ができていました。


 中崎公会堂・・・コケラ落としに、当時の人気作家だった夏目漱石が講演した古い公会堂です。


 舞子公園の明石海峡大橋の、本州側の巨大なアンカー、ここから見える明石海峡の海面は、一面が白く輝いています。


 架け橋の影が、強い冬の陽光で、クッキリと海面に映っています。


 明暗のコントラストの大きさから、陽射しの強さがわかります。でも風は冷たく、真冬の寒さです。


 山陽電車の踏切で、遮断機が下りて、阪神電車の直通特急が走り去っていきました。


 新しいスマートウォッチはGPSの機能があるので、走った経路が確認出来ます。


 魚住から東二見の地図を拡大すると、右下が住吉神社、そして瀬戸川の左岸の茨木酒造に立ち寄って、瀬戸川を渡って、東二見の町を通って、迷いながら御廚神社に辿り着いて、帰路はまっすぐ海岸沿いまでなんかして、そのまま東に向かいました。


 走行の5キロ毎の平均速度もグラフ化されます。休憩時間も入っていますが、前半は向かい風でスピードが出ず、16〜30キロは、途中で住吉神社や茨木酒造、東二見の街並み、御厨神社、明石ビールの立ち寄って歩き回っていました。

 帰路は、走行時は約30キロ以上、最高で42キロまで出しました。1年以上メンテナンスを受けていないので、35キロを超えると車体がブレます。


 今日は、最初に心拍数が急激に増えました。帰路はの方がスピードを出していたのですが、追い風で身体の負荷は大きくなかったようです。


 細かく心拍数が表示されるのを、始めて知りました。


 走行速度も、大きく表示されました。


 4時間20分で、実走行距離(サイクロメータ)が45キロ、消費カロリーが863キロカロリー、平均心拍数が122bpmと、冬場にしてはまずまずでした。


 調べると・・・アンクルウエイトを足首に巻き付けてサイクリングをするのは、邪道というか、あまり意味がないようです。太ももに負荷が掛かるというよりも、足首に負荷が掛かるだけのようです。失敗でした。