冬のサイクリング


姫路・別所81km、2020年12月27日


 これまでは春から秋までサイクリングを楽しんで、年間に1000キロあまり走行していました。

 今年は、正月に加古川まで自転車で往復したのですが、その後は新型コロナの感染が広がり、4月には政府が緊急事態宣言を出して外出自粛となったため、自転車に乗るのを控えていました。

 8月から自転車に乗り出したのですが、電車で出掛けることに比べると、屋外を人との距離が十分ある状態でサイクリングをするので、逆に安心・安全なので、電車や車よりも自転車で出掛けることが多く、例年と違って秋が深まっても、そのままサイクリングを楽しみました。

 春から夏前までの緊急事態宣言の期間、在宅勤務となって外出も控えて、その上、栄養を十分に摂って感染しても重篤にならないようにしていたので、運動不足と栄養過多で体重が増えてしまいました。夏の検診の結果が悪かったので、9月に入って生活習慣を見直して、食事の量と質を考え、また運動に励んで、約66キロまで増えていた体重を、60キロ(6キロ減量)を目標にしました。結局、今年は例年の約2倍の2300キロほどサイクリングをしたことになります。また神戸駅で降りて、本務校まで約1時間あまり掛けて3駅分を歩くようにしました。

 クリスマス前の12月23日・24日と宿泊人間ドックを受診して、体重が59.7kgと目標を達成して、検査結果も順調で、筋肉量も減少していないことがわかって、もう少し数値が改善すれば安心と、人間ドックの最後に医師から言われたので、もうしばらくサイクリングとウォーキングを、ペースを落とさずに続けることにしました。



 今朝は快晴で、朝9時過ぎに自転車に乗って西に向かいました。舞子公園から眺めた明石海峡の景色です。海峡の向こう側の播磨灘の上空は雲ひとつない青空が広がっていました。


 国道2号線を走って、明石市に入って大蔵海岸です。今度は反対側から明石海峡を眺めます。明石海峡大橋の向こう側は大阪湾になります


 明石の市街地を走り抜けて、大観橋で明石川を渡ると、「明石・浜の散歩道」が砂浜沿いに続きます。そして、この道は、県道554号姫路明石自転車道でもあり、姫路までつながる自転車専用県道です。

 江井ヶ島を超えて、瀬戸川を渡って東二見の手前に「明石の瓦垣」という、明石瓦を積み重ねた株があります。


 西二見から海岸線を離れて、山陽電車の西二見駅前の東西の道路を、ひたすら西へ・・播磨町を走り抜けて、加古川市の別府の町を越えて、浜の宮公園の松林で小休止です・


 浜の宮から山陽電車沿線沿いに加古川の左岸を目指しました。加古川の左岸に小さな用水路の流れがあり、その部分だけ旧・国鉄高砂線の鉄橋が残っています。その向こうに見えるのが山陽電車の鉄橋です。


 ・・・そして加古川の左岸です。

大きな「かこがわ」の看板の下に愛機のロードバイクを停めて、ちょうど新幹線が走り抜けようとしたので、シャッターチャンスを考えて、


 加古川を渡ると高砂市です。高砂市は、ほぼ新幹線沿いに走る県道554号姫路明石自転車道と並行する道路を走りました。県道554号は、新幹線おn効果の北側となって、高架の日陰となるので、できるだけ日の当たる道路を走りました。

天川を超えると姫路市です。新幹線の高架に沿って、姫路明石自転車道が続いています。並行して車道もありますが、おそらく車道の方は市道だと思います。


 天川は2度渡りますが、このあたりは姫路市と高砂市の市境が入り組んで、天川も曲がりくねって流れています。

西側の天川を渡る箇所に架かる橋が「銀輪橋」で、自転車県道の橋です。並行して自動車が渡れる橋が架かっています。銀輪とは、おそらく自転車の車輪のことを指し示す名前だと思います。この橋の手前側(西)が姫路市で、向こう側(東)が高砂市です。今回は姫路の別所でUターンしました。姫路バイパスの別所PAがある処です。


 高砂市の郊外、住宅地と田畑が共存するような地域です。野焼きの白い煙が、初冬の風景に馴染んでいました。


 加古川を渡って左岸から、加古川上空に広がる雲にレンズを向けました。


 加古川市の尾上にある尾上神社は、往路では松飾りの準備をしていましたが、復路では、もう綺麗に松飾りが出来て、お正月モードでした。


 国道250号線沿いにある「なか卯」で、ミニ親子丼とミニうどんのランチメニューと竜田揚げを食べました。「なか卯」の親子丼はお気に入りです。久し振りに食べました。


 播磨町を走り抜けて、西二見、東二見、魚住を走り抜けて、江井ヶ島です。

 地元の小学生が描いたポスターが掲示されていました。

「あとを にごさず」の文句とともに、可愛らしい絵が描かれていました。


 江井ヶ島漁港の上空は、うろこ状の雲で覆われていました。


 林崎海岸まで戻ってきました。

明石海苔の養殖のメンテナンス・・・冬の風物詩です。


 明石は、ウミガメが産卵する砂浜が続いており、その砂浜沿いに「浜の散歩道」が続いています。自転車県道でもあります。


 明石浦漁港の町を走るバスのバス停です。

「岬町」「港町」「岩屋神社」と、港の風情を感じるバス停の名前が続きます。


 その岩屋神社、こちらも初詣の準備が出来ています。


 そして明石の市街地、人気の玉子焼き店の「きむらや」です。最近は「ふなまち」の方が行列が長いことが多く、今日は寒波で寒い中でも「ふなまち」には待ち行列がありましたが、「きたむら」の店頭には行列はなく、店内を覗くと空席もありました。


 舞子公園まで戻ってきました。風が冷たく、気温も下がって、雲もだんだん分厚くなります。まだ午後3時頃ですが、夕方の気配を感じます。


 自宅から、姫路の別所までの往復81キロを、休憩時間も含めて6時間半架かりました。運動エネルギーが1200キロと、基礎代謝より少し少な目でした。


 無酸素運動が2時間あまり、有酸素運動が3時間あまりと、冬場にすれば無理のないペースで走ることが出来たようです。


 走ると体幹は温かくなって汗ば無ぐらいですが、指先と足のつま先は凍えるように冷たいです。

 温めの湯船にじっくり浸かって、回復しました。