「黙祷 −神戸市震災24年追悼の集い−」


阪神淡路大震災から24年 ,神戸・東遊園地、2019年01月17日


1月17日,24年前に阪神淡路大震災があった日です.5時46分の東遊園地での黙祷に参列するためには,JR神戸線の上りの一番電車である垂水駅発4時56分に乗る必要があります.4時40分過ぎ,まだ山陽電車の垂水駅はシャッターが閉まっていました.


JRの改札付近では,1番電車に乗る人が結構改札に入っていきます.高校生の姿も見掛けました.


JR神戸線の垂水駅は,線路別の複々線区間で,特急列車や貨物列車,新快速が走る線路にはホームがありません.垂水駅は快速電車の停車駅なので,ホームには全ての電車が停車して,通過する電車はありません.でも一番電車の前に,通過する電車が走るようです.


普通電車の車両が,車内灯を消して「回送」の表示で垂水駅を通過しました.


車内は結構混雑して,停車ごとに乗り込んでくるので,兵庫駅を過ぎて神戸駅辺りでは,満員電車に近い混雑になりました.三ノ宮駅で,どっと降りて・・・早朝から通勤時間帯のような光景です.


フラワーロードを南へ,いつもは市章山といかり山での「神戸市章」と「いかりマーク」が点灯しているのですが,今朝は「KOBE 1.17」と点灯していました.


市役所・東遊園地方面へ向かう人の群れ・・・休日の夕方のような光景です.


神戸市役所前です.


そして東遊園地前には「阪神淡路大震災 1.17のつどい」の案内がありました.


5時46分まで10分あまりありますが,すでに東遊園地には沢山の人が集まっていました.東遊園地の南側の関西電力のビルは,窓の照明で「1.17」を表していました.


報道陣も多く,ボランティアのような人も結構いました.


竹灯ろう・・・神港学園の野球部が準備したと新聞が報じていました.


彼方此方で,ロウソクを灯して祈る姿をありました.










5時46分が近づくと,テレビカメラが黙祷の映像を全国に流すためにセッティングをしていました.














場内では時刻のアナウンスが始まりました.


5時46分,24年まえに阪神淡路大震災のあった時刻,黙祷の沈黙の中に,カメラのシャッター音が響きます.


今年は,竹灯ろうに加えて,ペットボトルを使った灯ろうの光が輝いていました.






















「ご遺族による追悼のことば」に続いて「市長による追悼のことば」そして献花・・・献花や記帳に向かったり,仕事に向かったりと,会場は少し空いてきました.






取材を受ける姿が彼方此方で見掛けます.

















しばらくすると,炊き出しが始まりました.


テレビのリポーターが会場を背景にリポートをしていました.


東日本大震災の被災地である東北から運んできた雪を使った雪だるまだと思います.

40分ほど東遊園地に滞在して,会場を後にしました.まだ夜明け前で,身体も指先も冷たくなってしまいました.