八ヶ岳高原


小淵沢から佐久、2017年08月22日


 JR小海線は,中央線の小淵沢駅と,しなの鉄道の小諸御駅を結ぶ,八ヶ岳連峰の東側を結ぶ路線で,愛称が「八ヶ岳高原線」です.途中,JRの鉄道最高地点を走り,清里,野辺山,小海,佐久を通ります.

 ほぼ並行して国道141号線が八ヶ岳の東側の山麓・八ヶ岳高原を貫いています.

 今回の「軽井沢行き」の行きは,中央自動車道の小淵沢ICで降りて,八ヶ岳高原を北上して佐久に向かいました.

 道の駅「こぶちさわ」は,小淵沢ICを降りて県道11号線を少し北に向かったところに位置します.
 


 ひじょうに大きな道の駅で,温泉宿泊施設「スパティオ小淵沢」を併設しており,重点道の駅候補だそうです.今まで多くの道の駅に立ち寄りましたが,施設がゆったりとして,また充実しており,いろいろな施設が隣接しているのには驚きました.


 古いカーナビの指示を信じて走ると・・・どうも農道のような細い道や裏道を案内されたようです.案内通りに走っていると,住宅と隣接する原っぱに,神社のようなものを見つけました.


 木を組み合わせて鳥居の形をつくり,その奥の岩の上に,ちいさな祠(ほこら)のようなものがあります.


 正面から写真です.鳥居には,注連縄を模したような縄が渡されています.


 その向かって左隣には,鳥居というよりも,2本の棒に縄が渡されて,その奥に石碑が置かれています.


  向かって右隣には,2本の石柱に縄が渡されており,その奥に地面に上に祠のようなものが置かれています.


 帰宅後,ネットで調べたのですが,民間信仰なのか?神社があった跡地なのか?それとも個人的な祭祀なのか?わからずじまいです.場所は,小淵沢駅の東側で,中央線と小海線とに挟まれた一角の何処かです.



 古いカーナビ通りに走ると・・・やっと国道141号線に出ました.かなり大回りしたように思います.

 途中,清里を通過しました.


 途中に「標高1360m」の標識がありました.ほぼJRの最高地点の相当する高さです.


 JR野辺山駅と清里駅の間にある,JR最高標高地点の標識です.小海線や国道141号では,山梨県と長野県との県境から100mぐらいに位置します.


 隣には神社あります.


 「鉄道神社」とあり,御神体は,奥に安置されている鉄道の車輪なのかもしれません.


 JR最高地点には踏切がありました.


 踏切の向こうには,大きな石碑もありました.


 国道141号線を北上して,「松原湖入り口」の交差点を県道480号で坂道を上って,久し振りに松原湖バイブルキャンプ場を訪れました.


 松原湖は,猪名湖,長湖そして大月湖の総称ですが,もっとも大きな猪名湖を指し示して松原湖と呼んでいます.猪名湖の北西の位置する大槻湖畔に松原湖バイブルキャンプがあります.早朝の湖畔のこの場所がお気に入りでした.


 松原湖バイブルキャンプは,そのルーツをたどればバーナード・ブッス宣教師が,軽井沢の自宅でキャンプを開いたことに辿り着きます.,

 その後,1951年にショーン宣教師とチェンバレン宣教師が,大月湖湖畔の土地購入を交渉して,1年間の契約で借用する契約を結んだようです.それが松原湖バイブルキャンプのスタートとなっているようです.

 翌年にプログラムキャンプを実施したようです.当時はテントだったようです.1959年には,米軍払下げのカマボコ型兵舎を使い,電気をひいたそうです.
 1884年の第一回の松原湖聖会がもたれ,翌年には食堂が完成,私がはじめて松原湖バイブルキャンプの聖会に参加したのは,食堂完成の2,3年後だったと記憶しています.


 食堂脇には,カマボコ型兵舎が未だ残っていました.


 このキャビンに泊まった記憶があります.


 湖畔の木立の中に,いろいろなキャビンがあります.まだ古いキャビンも使われているようです.


 松原湖を訪れた時に,散策した周辺の場所を巡りました.


 この辺り,5月の連休に訪れた時に,早朝に寒さで震えたような記憶があります.


 稲子温泉からの流れのそばにある古いタイプの神社,地図にも乗っていない神社です.


 素朴なつくりで,稲子の集落の守り神なのかもしれません.


 稲子の集落を北上して・・・この辺りも散策した記憶があります.


 この道を進むと大月湖に至る近道だったような記憶があります.


 猪名湖です,ここは観光地でボートや湖畔にはおみやげもの屋さんも点在しています.


 松原湖を後にして,松原湖を訪れた時に,上野から特急「あさま」で信越本線の小諸まで行き,小諸駅で小海線に乗り換えて,小海駅で松原湖行のバスに乗っていました.


 駅前に佇むと,昔の記憶がよみがえってきます.


 小海駅のホーム,


 駅構内の様子です.


 国道141号に戻って,更に北上,JR小海線と並行して佐久平野を走りました.今回は,佐久市の中込にある「佐久グランドホテル」に3泊しました.

 中込駅です.


 佐久市は,1961年に3つの町と1つの村が合併してできた市で,岩村田、中込、野沢の3つの中心街に分散しています.その一つが中込です.


 駅前の風景です.

 新幹線が佐久平に停車して,旧・岩村田周辺に上信越自動車道の佐久ICや,中部縦貫自動車道の佐久北ICや佐久中佐都ICもあり,商業施設が集約しているのかもしれません.


 駅前の町並みは立派ですが,人通りは少なかったです.


 中込の街の西を流れる千曲川です.


 佐久から,旧・中仙道を東進して,御代田の辺りからは浅間山を望むことが出来ます.


 御代田辺りから望む浅間山は,緩やかな稜線を目にすることが出来ました.


 佐久市内,千曲川沿いの国道142号線からの浅間山の姿・・・


中部縦貫自動車道からの八ヶ岳連峰方面の眺めです.


中部縦貫自動車道の佐久南ICにある,まだ新しい道の駅「ヘルシーテラス佐久南」|です.


 そして中込駅前のホテルの窓から見た,朝の光景です.