淡路一周


春の淡路島、2016年03月29日


 これまで、何度か車で淡路島を一周していますが、しばらく淡路島の一周をしていませんでした。

 桜の花が咲き始めた3月の下旬、久し振りに淡路島一周をしました。

 淡路島への経路は、明石海峡大橋を渡る必要があります。垂水ジャンクションには、明石海峡方面だけの出入り口「垂水料金所」があります。


垂水料金所から入ると・・・すぐに舞子トンネルです。

前回と違うのは、照明がLEDに置き換わっていました。


 トンネルを抜けると、舞子海岸で、すぐに明石海峡大橋です。


 ゆっくり3車線の左端のレーンを走ると約5分です。

 淡路島側の主塔、その向こうには淡路の島影です。


 淡路島に渡って、淡路サービスエリアから見た明石海峡大橋と、本州・舞子あたりです。


 淡路の料金所から出て、淡路島の西海岸沿いの県道31号線に向かう途中に、真ん前に明石海峡が立ちはだかるような光景に出逢いました。


 淡路の東海岸(大阪湾沿い)は国道28号線が走っていますが、淡路の西海岸(播磨灘沿い)は県道31号線です。海岸線沿いのドライブです。


岩屋から県道31号線を南向きに走って、江崎、平林、富島、浅野、室津、尾崎、郡家・・・。郡家から小川沿いを県道88号線を川上に向かって伊弉諾(いざなぎ)神社です。


 伊弉諾神社の境内に日時計がありました。


 その脇の石碑には、伊弉諾神社からの方位と、その方向の直線上に神社があることを示す地図が刻まれていました。


 拝殿に向かう途中の池に、このような石橋が架かっています。


拝殿の奥にある伊弉諾神社の本殿です。


 後方から眺めた本殿です。


 鳥居と、拝殿に向かう参道の脇には石灯籠が並んでいます。


 郡家に戻って県道31号線を海岸沿いに南下、江井、明神、都志・・・ずっと右手に播磨灘を眺めながらのドライブです。


都志から鳥飼を経て慶野松原です。砂浜に面して松原が続いています。


 松原の中の光景です。下は砂地が続いています・


進んでも進んでも松林が続いています。


 そして湊から県道31号線は松帆志知川沿いに川上に上りますが、海岸沿いを南下するには県道31号線を離れて県道25号線を走ることになります。県道25号線は時々隘路の区間があります。

 津井、丸山・・・この辺りは離合が困難な処もあり、大型車は入れません。丸山の集落の南から鳴門大橋を見ることが出来ます。その向こうの山並みは四国です。



阿那賀の集落から山道を走ると、淡路島の最南端となります。大鳴門橋記念館から鳴門海峡、鳴門大橋を見下ろした光景です。


 鳴門大橋近くの道の駅からの眺めです。向こう側は四国・徳島県鳴門市となります。


 うず潮の時間帯で、鳴門大橋の下は、激しい海流です。


 うず潮の周囲には、小舟が集結しています。うず潮の流れに小舟が翻弄されています。


県道25号線に戻って、福良の町、南淡路市の中心で市役所があります。県道25号線沿いに山越えをして、畑が広がる中を阿万吹上の集落です。、国立淡路青少年交流の家で1週間の新入研修があって、その中でオリエンテーリングがあり、吹上浜まで地図を頼りに行ったことがあるのですが、淡路特産の玉ねぎを収穫後に風通しをよくして干す「玉ねぎ小屋」が並ぶ集落を歩いたことが印象に残っており、ちょっと寄り道をして「玉ねぎ小屋」が並ぶ阿万吹上へ・・・21年前の夏、激しい陽射しの中を「玉ねぎ小屋」の前を歩いた記憶が鮮明に呼び戻されました。


 県道25号線は阿万までで、此処からは県道76号線で山越えをして・・・淡路の東海岸に出ました。此処からは北上となります。

 この辺りは灘と呼ばれています。海岸の向こう側に小さな沼島(ぬしま)が浮かんでいます。黒岩水仙郷までは2車線のアスファルト舗装された道路ですが、その先は山が海岸線まで迫る道を走っています。



  紀伊水道で、友が島を挟んで紀伊半島の和歌山が近い辺りで、山道に入ります。ずっと海沿いのドライブでしたが、この部分は山の中の九十九折りのようなカーブが続く山道です。

 途中で土石流の爪痕が残る箇所が目に入りました。


 由良を通って、淡路温泉の旅館が並ぶ辺りで山道を上って洲本城に向かいました。まだ洲本城の行ったことがなく初訪問です。

 この石段の上に洲本城址があるようです。


 階段を上ると・・・洲本測候所がありました。


 彼方此方に石垣がありました。


 石が自然のものを積み上げているようで、古い石垣のようです。


 この上が天守閣があった処です。


 更に石段を上って・・・


 天守閣があった場所です。この辺りが頂上になります。


 天守閣脇からの洲本の街の眺めです。


 洲本城は、洲本の街の南の小高い丘の上となります。


 開花したばかりの桜・・・


 洲本の町からは国道28号(阿波路)を北上です。北上して津名、ちょっと「たこせんべいの里」の立ち寄りました。

 国道28号線に戻って佐野、自転車では此処・佐野まで来たことがあります。国道は佐野の町をバイパスする道が出来ていますが、佐野の町を通る旧道を走りました。自転車で来たときは、佐野の町を写真で撮りましたが、車だと気軽に路上駐車できません。でも一か所、綺麗な花畑があったので、路肩に車を停めて・・・



 佐野から釜口、巨大な廃墟となった観音像がそびえています。久留麻から国道を離れて自転車で時々走る町中の道を走って県道460号線から県道157号線を経て「あわじ花さじき」へ、一面が菜の花でした。


背景の丘の斜面に「干支のへび」と「2016」が芝生で描かれています。


 牧場が隣接していて、牛の姿が菜の花畑越しに見えます。


 一眼レフなので、ボケ味を活かした撮影も・・・


 菜の花畑の彼方に、記念写真を撮る姿が見えました。


 春の優しい陽光に輝く菜の花・・・


 はるか向こう側の山の裾まで、菜の花畑が続いています。


 菜の花畑の一角に、違う花が咲いていました。


 菜の花畑を彷徨いながら、何枚も何枚も、シャッターを押して写真を撮り続けました


 南側に開けた斜面です。この方向にも、ずっと菜の花畑が続いています。


 いろいろなアングルで・・・

 西向きです。菜の花畑の向こう側に、ビニールハウスが見えます。


 望遠で、遥か彼方の人影・・・あそこまで行く気力はありませんでした。


 時折、太陽が雲に隠れますが、雲の合間から春の陽射しが菜の花畑に差し込むと、辺り一面がパッと輝くような錯覚に陥ります。


 駐車場方面に戻りながらも、写真を撮り続けました。


 菜の花畑での最後の一枚です。


  帰路、そのまま157号線で淡路の真ん中の山間部を北上すると、風力発電の大きなプロペラが彼方此方に立っているのが目に入りました。


県立淡路公園を通って、淡路ICから明石海峡大橋を通って・・・

 本州に近づくと、舞子の街並みが見えてきました。


 舞子トンネル、垂水料金所を通って垂水料金所入り口の交差点で信号待ち・・・この風景を目にすると「淡路から帰ってきた」と実感します。


 夕方・・・自宅近くの道路は渋滞で、なかなか自宅に戻れませんでした。