震災から20年


阪神淡路大震災1.17のつどい、2015年1月17日


 1995年1月17日の阪神淡路大震災から今日で20年。

 震災が起きた5時46分を神戸市の東遊園地での「阪神淡路大震災1.17のつどい」で黙祷するために,今朝は始発の電車に乗るために4時半過ぎに自宅を出ました。

 今日は旧暦で11月27日で,南東の空に月齢26日の月が輝いていました。

 20年前の今日,1995年(平成7年)の1月17日は,旧暦の12月17日で,連休明の火曜日でした。 


 JR神戸線垂水駅,高架のホームは吹きさらしで寒いためか,たくさんの人が改札内で待っていました。


 高架のホームに上がると・・・平日の6時半頃のような感じで待ち行列が出来ていました。


 下りホームに通過列車が入ってくるとの電光掲示板の表示,回送電車かと思ったら,貨物列車がものすごいスピードでホームを駆け抜けていきました。始発前の真夜中なのでアナウンスはありません。

 垂水駅は,JR神戸線の複々線区間で,列車線と電車線に分かれています。列車線にはホームがなく,ホームは電車線だけで快速停車駅ですので,すべての電車が停車します。(例外として,2〜3年前から最終の新快速電車が西明石行きで,電車線を通ります。)

 調べると・・・深夜に列車線の工事や点検があると,深夜の列車は電車線を通るとのことです。


 途中駅でどんどん乗り込んできて,満員状態で三宮駅に到着。三宮駅のホームはラッシュ時なみの混雑でした。


 地下に入って・・・阪神電車の三ノ宮駅からもたくさんの人が降りて,東遊園地に向かう人の波は増えました。


 三宮の地下街「さんちか」は,東遊園地に向かう人の波で埋め尽くされていました。


 東遊園地の到着が5時半頃,すでに東遊園地内は凄い人で埋め尽くされて,「竹灯ろう」までとても辿り着くことが出来そうにありません。

 関西電力のビルが「20 1.17」とライティングされていました。


 人混みをかき分けて,「竹灯ろう」の処に少し近づきました。南東の空に月が見えます。ニュースでは7万5千人の人出だったそうです。


 「竹灯ろう」を目にすることなく,人混みの只中で5時46分を迎えました。ものすごい人が周りに居るのに,黙祷のひとときは静寂に包まれました。時折,遠くでカメラのシャッター音が聞こえるぐらい・・・静かでした。


黙祷が終わっても,ほとんど人の動きがなく「竹灯ろう」の光を目にしたのは,随分時間が経ってからです。


 竹灯ろうに灯されたロウソクの灯り・・・
























 あちこちで取材を受けている姿が目に入りました。


 先生の引率で集団で来ていた小学生は,互いに手をつないではぐれない様にしていました。小学生の一人が取材を受けていました。


 毎日放送の現場から中継風景・・・リポーターは紙の原稿ではなくてタブレットで確認していました。


 7時前,空が白みだしてきました。1時間半ぐらい東遊園地の会場に滞在したいたことになります。