三方五胡


2013年9月14日


 鯖街道・熊川宿から,国道303号線を戻って,上中の町から今度は丹後街道・国道27号線を北に三方の町へ向かいました。

 三方の町は,三方五湖の最も奥にある三方湖畔にあります。ここから丹後街道を直進すると敦賀の町に向かいますが,国道162号線で,三方湖の湖畔沿いに・・・

 三方湖は淡水です。


 湖畔を廻る道路沿いを走ると湖の周囲には梅林というよりも梅畑が広がっていました。違う処からの三方湖の眺めです。


 三方五胡を一望できるレインボーラインという三方五湖有料道路があります。梅丈岳の山麓を巡って,頂上附近に展望台があります。普段は通行料が1,000円だそうですが,半額の500円でした。

 途中の展望台からの眺めです。 


 最も高い処にある駐車場からの展望です。水月湖,日向湖,そして久々子湖,左端は美浜の久々子の砂浜と若狭湾…


 ちょっと望遠ズームして,水月湖,日向湖,そして久々子湖をアップ気味に・・・


 駐車場の上には,展望公園があります。


 三方五胡の反対側は若狭湾です。


 普段見ている明石海峡や大阪湾,播磨灘とは違った海岸線の景色です。


久々子湖(くぐしこ)から,三方五胡の遊覧船が出ています。日向湖(ひるがこ)は嵯峨隧道(さがずいどう)で水月湖(すいげつこ)とつながっていますが,普段は閉門しており,実際には,残りの4つの湖を巡ります。

 社員旅行のような団体と一緒になりました。


 船内です。約40分で巡るために,高速のジェット船です。


 久々子湖は,早瀬で若狭湾とつながっており汽水・淡水と海水が混在しています。


 久々子湖ではウナギ,シジミ等の漁業も盛んだそうです。


 久々子湖と水月湖とは浦見川という人工の運河でつながっています。狭い運河で,シジミの養殖をしているので,ゆっくりと船は進みます。


 水月湖です。三方五湖の中で最も大きな湖です。汽水で,湖面上部が淡水で,海底辺りが海水だそうで,水の循環がなく,海底附近は酸素がほとんどないそうです。

 水月湖に菅湖(すがこ)がつながっていますが,此処はラムサール条約指定湿地となっているので,水月湖と菅湖のつながっている水域ですぐにUターンしました。

 一番奥の三方湖は淡水で,漁業が盛んで,此処も水月湖と三方湖がつながっている水域まででUターンでした。


 浦見川を通って久々子湖に戻ってきました。上空には綺麗な雲…午後から台風の影響で天気が下り坂だと覚悟していたのですが,まだ若狭路の上空は雲に覆われていません。