但馬高原植物園


兎和野高原、2013年9月21日


 香美町村岡の猿尾滝から国道9号線で少し南下して,9号線の西側に広がる兎和野高原に向かいました。

 兎和野高原に入ったすぐの田んぼが黄金色に輝いていたので,思わず車を停めてレンズを向けました。


 更に高原を上っていくと一面のススキ…


 此処でも車を停めて,レンズを向けました。


 ススキが朝日を浴びて輝いていました。


 そして但馬高原植物園です。兵庫県観光百選の第1位に選ばれたこともあるそうで,標高680mにある湧水の湿原・瀞川平にあります。


 但馬高原植物園は自然保護をテーマとしており、面積17haのうち10haは自然林の植生をそのまま保護しているそうです。そして残り7haは自然を可能な限り生かして整備されており,このような木陰の広場風の処が何箇所かありました。

 兎和野高原の瀞川平は,南方の植物の北限であり、また北方の植物の南限でもあり、更には高山植物の低限で低地植物の高限という立地条件を満たしているそうです。


 但馬高原植物園のシンボルは和池の大カツラですが,その隣にそびえる杉の木です。


 そして但馬高原植物園のシンボルは和池(わち)の大カツラです。樹齢1,000年以上、主幹は太さ約3mの樹叢10数本に囲まれています。


 樹高は実測で約39m、幹周約15mの巨木で、主幹の周囲を幹周約3mの樹叢10数本が囲んでいます。


 高坂川の源流となる湧水「千年水(平成の名水百選選定)」をあつめた渓流を跨いで根を張っている姿を見ると,神秘的です。


 瀞川平のマザーツリーと呼ばれているそうです。


 大カツラのから流れ出でる流れに木漏れ日が射し込んで綺麗でした。


 千年水です。


 和池の大カツラから瀞川平湿原に向かう途中・・・


 瀞川平湿原・・・この木の板の道の上を歩きます。


 群生しているのは,オタカラコウやミソハギのようです。


 自然林の方へ向かいます


 林・・・そのままの光景です。


 見上げると・・・


 木漏れ日に葉が透けて輝いています。


 林の辺りの地面は,秋そのものです。


 やわらが池です。


 道端の可憐な花に陽が射し込んで,パッと輝いたように感じたので,レンズを向けました。


 四季の庭・・・ここは整備された庭となっています。


 カメラの設定を間違えてモノクローム(白黒)になった写真が数枚,やわらが池に架かる木橋の写真は,雰囲気が良かったので…


 1時間半ほど,植物園の中を散策しました。