猿尾滝


サブタイトル日本の滝百選(香美町村岡)、2013年9月21日


 先週,若狭の「瓜割の滝」を訪れてから,いろいろな滝を巡りたくなりました。兵庫県には「日本の滝百選」に選ばれた滝が4つあります。

・原不動滝(但馬・波賀)
・猿尾滝(但馬・村岡)
・天滝(但馬・大屋)
・布引の滝(摂津・生田)

 布引の滝は昨秋と今春に訪れています。今回は猿尾滝と天滝を訪れることにしました。それと猿尾滝の近くにある兎和野(うわの)高原にある但馬高原植物園にも立ち寄ることにしました。



 播但自動車道の和田山から北近畿豊岡自動車道の八鹿氷ノ山ICから国道9号線で,ループ橋を北上して,村岡の猿尾滝まで約3時間。


 猿尾滝は,妙見山を源とする湯舟川(矢田川の支流)の作山川流域にあります。駐車場から,すぐの処に滝の入口があります。


 朝の但馬は冷え込んでいますが,空は快晴です。でも谷間にある猿尾滝の周辺には朝日は射し込んできません。


 せせらぎの水音と共に,滝に近づくと滝音が徐々に大きく聞こえてきます。


 川の中の岩場からの眺めです。


 望遠気味で撮ると,滝が2段構えになっているのがわかります。

 ほぼ同時に駐車場に到着した大型観光バスの軍団を追い越して滝に向かったのですが,アレコレと写真を撮っていると・・・追い越されてしまいました。


 猿尾滝は,岩肌を上下2段に分かれて落下しています。それぞれの落差は上段39メートル、下段21メートルだそうです。


 猿尾滝の由来は,下段の流れが猿の尾に似ていることから名付けられたそうです。


 上段の滝をアップ気味に・・・


 そして下段の滝をアップ気味に・・・


 上段と下段の滝の中間部です。


 周囲は原生林だそうです。


 ブナ、モミジ、サクラ、ケヤキなどの落葉樹で,もっと秋が深まると紅葉や黄葉で輝くそうです。