落語の舞台


高津さん、生玉さん、天神さん、2013年3月29日


 上方落語の舞台となる高津さん、生玉さん、そして天神さんを訪れました。天王寺七坂を巡った折に、上町台地にある高津さんと生玉さんに立ち寄りました。

 まずは高津さん、高津宮です。



 難波高津宮に遷都した仁徳天皇を主祭神とする神社で、この場所は貞観8年(866年)に勅命により難波高津宮の遺跡が探索され、難波高津宮があったとされる処に社殿を築いて仁徳天皇を祀ったことが高津宮の創建となります。


ここ高津さんを舞台とした落語として「高津の富」があります。高津さんの境内に5代目桂文枝(小文枝)の石碑がありました。



 高津さんの南側の上町台地に生玉さん・生國魂神社(いくくにたまじんじゃ)があります。



 元禄年間(16世紀末)に、米澤彦八が露の五郎兵衛といっしょに境内の聴衆を前にして口演するという、落語の原型を始めたようです。



 生玉さんを舞台にした落語としては「崇徳院」があります。



 境内は結構広くて、各種の石碑や像、境内社があり、案内板がありました。



 上方落語の創始者とも言われる米澤彦八の石碑も生玉さんの境内にあります。



 一番奥に境内社が並んでいます。



 境内に薪が積み上げられていました。



 天神橋筋2丁目辺りにある大阪天満宮です。



 天満の天神さんを舞台にした落語としては「初天神」があります。



 登龍門です。



 天満の天神さんに隣接して、上方落語の寄席、天満天神繁昌亭があります。まだ、ここで噺を愉しんだことがありません。



天神橋筋商店街から繁昌亭への経路です。