宗像大社辺津宮


2012年8月26日


 神湊港から釣川の左岸沿いの県道69号線を南下して宗像大社の辺津宮(へつのみや)へ。早朝に長崎の街を出ましたが、予定外の太宰府天満宮に立ち寄ったことと、宗像大島の行き帰りの航路の便の都合とで、辺津宮に到着したのが午後5時を過ぎていました。明日の朝、神戸に向かう前にもう一度立ち寄るつもりで、少しだけ境内に立ち寄りました。



 宗像大社と言えば、一般にこの辺津宮を指し示すことが多いです。沖津宮は、九州から約60キロ離れた玄界灘の真っ只中に浮かぶ孤島・沖の島にあって、一般には島への上陸が制限されているので、沖津宮を訪れることは望めません。中津宮は航路で神湊港から1時間足らずの航路で訪れることはできますが、一日に数便しかなく、宗像市内にある辺津宮には、辺津宮本殿と共に、中津宮と沖津宮の別宮である二ノ宮と三ノ宮もあります。


 夕方遅い時間のためか、境内の人影はまばらでした。陽がだいぶ傾いて、境内には長い影がいくつも…



 本殿です。



 夕暮れ時の辺津宮の写真を何枚か撮りました。



 天照大神とスナノオに直接所縁のある神社で、菊のご紋があります。



 奥行き感がある本殿正面の光景です。



 木材を組み合わせたような工法で、釘を使っていないのかもしれません。



 本殿の帷はもう降りていました。

 


 高宮(たかみや)への参道の門は閉ざされていました。



 夕日に輝く本殿



 日暮れ近くですが、宗像の空は快晴でした。旧暦の7月9日で南の空に半月が…