宗像大島


2012年8月26日


太宰府天満宮を後にして宗像大社に向かいました。太宰府ICから九州道を東に向かって古賀ICで降りました。古賀市は、福岡市と、新宮町を挟んで玄界灘沿いに位置しており、大雑把には、志賀島や海の中道の付け根付近になります。夏の日曜日、両脇に郊外型の店舗が並ぶ玄界灘沿いの国道495号は、古賀市内は渋滞気味でした。

 そのまま北上して、津屋崎付近で国道を離れて津屋崎海水浴場へ。遠浅の砂浜と、遠く海の中道、志賀島を望む玄界灘の眺めが素晴らしかったです。



 夏の雲と遠浅の砂浜を広角のレンズで何枚か写真を撮りました。


 国道495号線に戻って、福津市を経て宗像市へ。宗像大社中津宮のある宗像大島へ向かうフェリーが出ている神湊考へ。



 大島への便は頻繁にはなくて、一時間近く待ちました。



 神湊は漁港としても賑わっているようで港内には、たくさんの漁船が停泊していました。



 草崎の根元の天然の良港のようで、また地島への航路もここから出ているようです。



 港の風景を彼方此方写真に撮っているうちに大島からのフェリーが岸壁に近づきました。



 便数が少ないので、小さな連絡船のような船を思い描いていたのですが、結構大きな船でした。宗像大島は、宗像神社への観光客というよりも、近場のリゾートアイランドのようです。



 たくさんの乗客が降りてきました。



 そして乗船…



 車も何台か搭乗していました。泊まり掛けの釣り客や観光客の方も少なくないようです。



 神湊考を後に…明石と淡路・岩屋との間の明石海峡を10分余りで横断する高速艇以外の船に乗るのは久し振りです。1時間弱の航路で、船の眺めを楽しみました。



 途中、勝島という島の横を通ります。



 玄界灘の向こうは…志賀島、玄海島、相島…なのかもしれません。



 見慣れない玄界灘の景色を楽しみながら…



夏の日射しを受けて煌めく海面、青い空に浮かぶ白い雲…



 そして宗像大島に



 大島港は、神湊港以上に大きな港で、ゆったりとしていました。



 幾つかの観光名所があるようですが、帰りの便のこともあるので、島に滞在できるのは2時間もありません。宗像大社中津宮へ行って、その後は港近くの島の光景や雰囲気を楽しむ程度です。



 宗像大社を訪問した後に、港の周辺を散策しました。島の歯科診療所です。



 島を一周する剣道541号線は道幅も広いですが、集落に一歩入ろうと思うと、狭い道になります。



 宗像大島の周辺は豊富な魚介類を育む福岡有数の漁場だそうで、漁業が盛んで港湾施設も大規模です。釣り客相手のような民宿も幾つか見掛けました。



 夢の小夜島というらしいです。祀神は道祖神のようです。



 ちょっと島の集落の中に入ってみました。軽自動車が通れる程度の道です。



 集落の山側には、民家と畑がある景色…



 散策していると港からずいぶん離れてしまったので、島の中心部への近道らしい路地を見つけて…



 この山手には、海が見える高台に墓地がありました。



 近道した路地の向こうに港が見えます。港近くまで戻ってきました。



 ここが島のメインストリートのようです。食堂、雑貨屋、宿屋が道沿いに店を構えていました。



 石畳の小さな町のメインストリートは、夏の昼下がり、人通りはありませんでした。



 海に面した県道沿いには宿屋や呑み屋がありました。



 港に停泊している漁船の向こうには、海越しに宗像市の山々が見えます。



 のどかな漁港の昼下がりの光景です。



 そして帰りのフェリー…夕方近くになって、西の方向の海は、陽光で照り輝いて眩しかったです。



 短い船の旅に出たような感じです。



 神湊港に戻ってきました。



 朝から一日、宗像大島にいらっしゃった方々なのか、泊まり掛けだったのか…帰りの夕方のフェリーの便は大変混雑していました。



 この後、宗像大社辺津宮に向かいます。