浦上


平和公園、原爆公園副、日付2012年8月25日


 JR長崎本線で、長崎駅からひと駅の浦上駅へ。私以外は誰も降りなかったようです。



 平和公園や原爆公園はJR浦上駅から市電に乗って松山町まで行く必要があります。松山町の駅前に平和公園の入口があります。階段の脇にはエスカレータが備えられていました。前回来た時には、エスカレータがなかったように思います。


 平和公園、向こう側の公園の端に平和祈念像が見えます。



「のどが乾いてたまりませんでした
 水にはあぶらのようなものが
 一面に浮いていました
 どうしても水が欲しくて
 とうとうあぶらの浮いたまま飲みました。」
  --- あの日のある少女の手記から 



 後ろを振り返ると…稲佐山



 公園の奥には平和祈念像



 原爆殉難者之碑…一般市民、徴用工、女子挺身隊、動員学校



 原爆公園にある原子爆弾落下中心地碑



 そして浦上天主堂遺壁



 以前、ここを訪れた時に見た記憶がないのが「被爆当時の地層」です。地層の中に、家の瓦・レンガ・熱で溶けたガラス・茶碗などを、ガラス越しに見ることができます。



 市電に乗って、また市街地へ。江戸期の鎖国政策の下で、ただ一か所、国外への橋渡しとなっていた「出島」です。