九十九島、西彼杵半島・外海


日付2012年8月24日


  長崎行きの4日目、3泊した平戸を後にして、佐世保を経て西彼杵(そのぎ)半島の外海経由で長崎に向かう朝です。夜明け前に露天風呂に向かいました。平戸の街の灯りを見ながら…



 最後の平戸温泉を愉しんで温泉から上がると、東の空に低く垂れ込めた雲が、曙光の兆しの濃紫に染まっていました。


 だんだん赤味を帯びて、



 そして雲に映る光がオレンジから黄色系に移り変わり、周りも明るくなってきました。



 そして日の出直前、幻想的な光景から、朝らしい風景へと…



 平戸大橋を渡って平戸島を後にして、そして佐々ICからは西九州自動車道(国道497号線)を通って佐世保に向かいました。



 朝の出勤時間帯と重なったようで、途中から渋滞でノロノロ運転、九十九島を展望するために佐世保で降りました。佐世保にはアメリカ軍の基地、海洋自衛隊の基地、そして三菱重工等の造船を含む港湾施設があります。街自体が平地に広がっているわけではなく、海岸線から間近な処に小高い丘があったり…初めて佐世保市内を運転しましたが、戸惑いました。



 九十九島(くじゅうくしま)は、松浦半島の南西部はリアス式海岸で、無数の小島があることから、その名前が付けられたようで、西海国立公園を代表する景観です。島の総数は公式には208と言われているが、島の定義による異説もあるそうです。



 九十九島の景観を鑑賞できるビュースポット(展望台)が幾つかありますが、今回は、平戸島から長崎市内へ幾つか立ち寄りながらの移動があるので、もっとも佐世保の市街地から近い船越展望所に向かいました。



 佐世保湾を中心に、小島が点在する光景を眺めて…南へ向かいました。



 国道205号線で針尾島を経て、高速道路のような針尾バイパスを通って、西彼杵半島へ向かう国道202号線を走って、針尾半島の南端へ。そして針尾瀬戸に架かる西海橋を渡って西彼杵半島へ。西海橋は映画や唄の文句にも出てくるので、どんな橋なのかなあ〜と期待していました。



 国道202号線は、西彼杵半島の北端近くの横瀬まで行って、その後は、面高の集落辺りからは西彼杵半島の西海岸・外海を南下して長崎市まで…。

 久保、黒口の集落を通過すると、後は右手に玄海灘の海を眺めながらのウエストコーストをドライブです。

 大きな島へ至る海上の橋が見えてきました。大島大橋です。寺島を経て大島、蛎浦島(かきのうらしま)、そして崎戸島が橋で結ばれています。



 太田和の集落を過ぎると、ちょっと山間の道となって、中浦、七釜、多以良の各集落が点在する長閑な風景が続きます。多以良の集落の近くの田畑の中にあるバス停です。バスは一日に数本だけです。



 板の浦の港・ちょっと大きな海辺の町です。ここに西海市の市役所があります。また海岸沿いの道を南下して、雪浦、神浦の集落を経て大野の集落へ。この大野の集落に大野教会があります。