平戸天主堂


聖フランシスコ・ザビエル記念教会

2012年8月22日


 生月町博物館・島の館を出た後は、生月大橋を渡って平戸島に戻って、一旦旅館に車を置いて、平戸の市街地を散策しました。まず最初に平戸の天主堂…正式名称は「聖フランシスコ・ザビエル記念教会」です。

 この天主堂は、平戸の町を見下ろす丘の上に立っています。平戸の町から天主堂に行く途中にお寺があります。瑞雲禅寺、光明寺、正宗禅寺の3つの寺院が建ち並び、その背後に平戸天主堂の尖塔が見えます。「寺院と教会の見える風景」という観光名所です。  



 お寺の白壁やお寺の瓦屋根の向こうに平戸天主堂の尖塔が見えます。平戸の異国情緒を代表する観光スポットと言われる処です。


お寺の横の石畳の坂道を上ると、そこに平戸天主堂があります。



 平戸の町は、元々は上神崎天主堂の巡回地だったそうです。平戸・田の浦の辺りは、明治13年(1880年)に松浦半島の黒島から信徒6家族が小舟で田ノ浦に上陸したの始まりで、その後明治16年(1883年)上五島からも信徒が移り住んで来て、明治24年(1891年)に潮ノ浦に神崎天主堂が建立されたそうです。

平戸の町ではキリスト教禁教の解禁に伴う集団改宗等はなかったそうで、各地で復帰した信者達がキリシタン禁制解除後に平戸の町に移り住むようになり、次第に数が増えていった経緯があるようです。明治30年頃は40戸の信者がおり、明治43年には仮聖堂が出来たそうで、その後、昭和6年(1931)竣工された天主堂が現在の会堂です。



 平戸天主堂は、主尖塔と複数の尖塔からなるゴシック様式で、外壁は緑色に塗られています。、これは周辺の木々の緑との統一感とともに、寺院の白壁とのコントラストも考慮されたのではないかといわれています。



 天主堂の内部は三廊式です。天井はコウモリ(リブ・ヴォールト)天井で、内部列柱は円柱、床は板敷きで椅子が置かれています。



 祭壇です。



 以下は平戸天主堂の写真…前庭から、土産物屋さんを入れた超広角の構図です。



 主塔を誇張したような構図、右前面からの撮影です。



 天主堂の右後方からの撮影です。天主堂の左手は、プライベートスペースになっています。



 正面から、ちょっと左寄りから、仰ぎ見るような構図です。