harvest time

播磨・「実りの秋」の風景  2006年9月 

 田んぼが黄金色に彩り、稲刈りの跡にヒコバエが育ち、土手に曼珠沙華が真っ赤に燃えるように咲き乱れると、涼しい秋風を受けながら、実りと収穫の季節を実感します。

 神戸から播州平野を縦断して加東に通う毎日の中で、車窓から見える秋の風景を、立ち止まってカメラに収めて、まとめてみました。

9月4日
 
加東の山間の田んぼ 三草山の南麓附近です。

 
ため池近くの田んぼ、幹線道路もなく、静かな風景が広がっています。



9月6日

 
神戸の伊川沿いの田んぼ、この辺りは田植えも早くて、穂がお辞儀しはじめたのも早かったです。


 
たわわに実って稲刈りを待つばかりの一角もありました。品種が違うのでしょうか?



9月7日

 
前日と同じ伊川沿いの田んぼです。

  
マネキンのリサイクルの案山子を見掛けることがおおくなりました。左は3姉妹



 
今年一番早い稲刈り、台風が近づいているので、早目に収穫したのかもしれません。

 
田園風景を歩いているとポンプの設備を見ることが多いです。便利になりました。



9月8日
 
左は神戸・櫨谷の柿狩の看板  右は加東市に広がる田んぼ

 
神戸と違って、まだお辞儀していない穂先も多いです。こちらは実り真っ最中です。

 
昼間は、まだまだ暑いですが、朝夕は「秋の雲」が空全体を被う日も多いです。

 
加東市のちょっと山間の田んぼ、長閑な風景が続いています。



9月12日
  
神戸の伊川沿い、稲刈り跡にひこばえが元気に育っています。

 
ひこばえが芽生える稲刈りの終わった田んぼと、稲刈りを待つ田んぼ



9月14日
 
神戸・平野と神出と押部谷の境界附近です。
朝の田園風景 台風が過ぎ去って、風が涼しくなり、空にも秋の雲


 
夕暮れ時、西の空と天空とのグラデーションが見事でした。(小野)


小野市にて、播磨平野に沈む夕日



9月15日
 
三木市上空の朝の雲、刻々と姿を変えていきました。


同じ場所ですが、雲がどんどん姿を変えて・・・

  
淡い雲の感じが、デジカメではなかなかうまく撮れなかったです。


9月16日
 
神戸・神出の風景です。左の2つの山は雄岡(おっこ)山と雌岡(めっこ)山のペア(?)です。

  
神戸市内ですが、西隣が稲美町で、この一帯は田園風景が続いています。


9月20日

 
神戸・押部谷 信号待ちの車窓からの風景


9月26日
 
加古川の左岸・加東市の旧社町の風景、稲刈り後の土手に曼珠沙華が真っ赤に・・・

 
稲刈り前の田んぼでは、稲の黄金色と、曼珠沙華の赤との輝きが競演しているようです。


小さな流れ沿いの土手の曼珠沙華は、秋の日を浴びて、燃えるようでした。

 
秋の花に彩られた華やかなバス停、国道のバイパスが出来て、静かな通りです。

 
石碑には「右 大坂有馬道」 賑やかな街道だった時代もあったのかもしれません。

 
神戸・伊川 この辺りは田植えも稲刈りも早かったです。

 
稲刈りが早かった田んぼは、ひこばえがスクスクと育っています。