牛窓


立春のドライブ、2017年02月13日


 今日は一日休みをとって,夜明け前に家を出て,ひたすら西へ向かいました.

 第二神明道路から加古川バイパス,姫路バイパス,太子バイパスを経て,龍野からは国道2号線を西へ西へ・・・

 赤穂の有年辺りで,月齢16日の,ほぼ満月の月に向かって走ることになりました.


 有年の沖田遺跡です.縄文時代後期(約3500年前)から室町時代(約600年前)にかけての遺構や遺物が数多く見つかって「東有年・沖田遺跡公園」として整備したそうです.

 弥生時代後期の大型竪穴住居や密集して見つかった古墳時代後期(約1400〜1450年前)の竪穴住居が密集した,古墳時代のムラを再現しているそうです.
 


 古墳時代の住居跡からは須恵器、土師器、ミニチュア土器、鉄鏃(矢じり)、紡錘車(糸を紡ぐ道具)など、当時の生活をしのばせる道具が多数出土したそうで,古墳時代のものとしては全国的にも珍しい土馬(土で作った馬の模型)も見つかったそうですが,早朝で事務所が閉まっており,古墳時代の住居跡を見ただけで,再び車に乗って西へ向かいました.


 国道2号線は,赤穂辺りを過ぎると,行き交う車の数が激減します.2号線は峠越えの道で,兵庫県と岡山県の間を県越えで行き来する車は少ないのかもしれません.

 船坂山隧道・・・ここが船坂峠になって,兵庫県と岡山県との県境です.このトンネルの向こう側は岡山県となります.


 山陽道の備前ICを過ぎた処で岡山県道260号線を南下,そして岡山ブルーライン(県道397号線)で邑久ICで降りて県道39号線で牛窓へ向かって・・・

 途中,もっと早い時期でしたら一面の白菜畑を目にすることができるのですが,もう収穫がほぼ終わっているようでした.

 切り株が残った田んぼに一面の霜が・・・幻想的な光景でした.


 田んぼの畦道に,朝のやさしい陽光を受けて「仏の座」の淡い紫が綺麗でした.


 トラックから落ちた雪でしょうか・・・道端の所々に雪が残っていました.


 牛窓オリーブ園です.丘の上からの瀬戸内海の眺め,朝の陽射しが瀬戸内海の島々の間の海面を金色に照り輝かして,ずっと見惚れていました.


 オリーブ園越しに眺める「日本のエーゲ海」と言われる光景はお気に入りで,この眺めをじっと見ていました.


 牛窓オリーブ園の北側は「錦海湾」でしたが,戦後に干拓されて塩田となり,その後は埋め立てられて「尻海」と呼ばれています.


 オリーブ園の近くの丘々には白菜畑が広がっています.かなり収穫が進んでいますが,一部残っていました.


 牛窓のヨットハーバーです.


 岡山ブルーラインを備前まで戻って,海の駅です.


 国道250号線を備前から日生,そして赤穂を経て相生の道の駅で休憩しました.


 駐車場の片隅にEVのチャージャーがありました.


 相生から国道2号線に入って,揖保川の河畔にある「あかねの湯」に立ち寄りました.かなり以前,一度だけ立ち寄ったことがあります.数年,或いは10年ぶりぐらいです.


 加古川と姫路にもありますが,此処はちょっと雰囲気が異なります.値段もちょっと安かったです.


 平日,播磨の東端から西播磨を経て備前の牛窓までのドライブ,帰路には日帰り温泉に立ち寄って,ゆったりとした冬の一日でした.


 久し振りに活動量計を腕にはめました.出掛ける前の朝5時過ぎから帰宅した午後2時ごろまで,10時過ぎから11時過ぎまでは日帰り湯に入って,活動量計は腕から外していました.ほぼ車の運転ばかりですが,エクササイズ時間は1時間32分で4300歩でした.