生徒に力をつける授業デザインの研究


チャレンジ!アクティヴラーニング、2017年02月02日


 「研究開発事業」研究推進校として2年目,そして今年度から東大の小国先生の助言を受けて「生徒に力をつける授業デザインの研究」というテーマでの研究推進の成果として研究授業に参加しました.

 本務校での授業を終えて,地下鉄三宮駅から北神急行で神戸電鉄谷上駅まで.そして神戸電鉄の普通に乗って神鉄道場駅へ.

 途中の有馬口駅から有馬温泉駅へは行ったことがありますが,有馬口駅から三田方面ははじめてかもしれません.有馬口駅からは単線でした.並行する県道を車で走ることはありますが,単線とは気付きませんでした.

 神鉄道場駅・・・この次の駅は三田市内で,最も神戸市内で北に位置する駅かもしれません.


 駅のホームから「頌徳碑」と刻まれた石碑が見えました.ホームからは石にどのような文が刻まれているか,「頌徳碑」以外は読み取れませんでした.

 調べると・・・「山脇延吉翁頌徳碑」だそうです.山脇延吉は道場・塩田生まれで,陸の孤島であった有馬郡の交通不便を解決するために尽力を尽くした人で,治山治水にも努力したそうです.

大正3年には有馬鉄道株式会社を設立して社長となり,翌4年に開通させたそうで,これが後の国鉄有馬線だそうです.

大正15年には神戸有馬電気鉄道株式会社設立して,昭和3年に神戸・有馬間に“神有電車”を走らせ,そして有馬口から三田までも開通させt,これが現在の神戸電鉄となっています.


 神鉄道場駅の西口を出ると「鹿の子台」という石碑と,階段の上には住宅地が広がっていました.


 団地の片隅,中学校の隣に古墳がありました.残念ながら中には入れませんでした.6世紀中頃に造られた前方後円墳だったようです.


 中学校の正門の前の道路には自家用車が何台も駐車していました.どうも生徒の下校待ちの保護者の車のようです.


 午前は全校での公開授業,そして午後からは1クラスだけの研究授業で,研究授業の該当クラス以外は午前で下校です.


 B棟2階…3年生のクラスです.県内の推薦入試の前日で,この日は3年生のクラスは公開授業はありませんでした.


 生徒が帰った後の教室です.


 放送室がありました.中学生時代は放送部でした.でもこんな広い放送室ではありませんでした.職員室の隣の,印刷室の奥の狭い空間だった記憶があります.


 研究授業は体育館です.チャイムと共に午後の研究授業が始まりました.


 1年生の数学で,円柱と円錐がテーマです.

 最初は円柱の課題から授業が始まりました.


 展開図を考える課題・・・


 残念ながら,マーカーが置いてあり,生徒の作業や話し合いを遠目で見るしかありません.


 円柱の課題の次は,円錐です.同じように展開図をグループで考えるのですが,どうも手が止まって,あまり話し合いが低調なグループもありました.


 途中,生徒が前に出て途中結果をホワイトボードに書いて共有化しています.


 課題は1年生には結構むつかしかったようです.


 広い体育館の後ろ半分での研究授業,見学者も多かったです.


 最後の挨拶は,研究授業の見学者への礼で終わりました.


 研究授業の後には全大会,まず校長の話


 次に研究授業の担当者から話・・・


 各グループを担当した教員からの,各グループの状況の説明です.


 最後は小国先生から講評と「生徒に力をつける授業デザインの研究」の話でした.


  子どもが「主体的に学ぶ」ということについて,1時間半以上・・・